» 2009 » October
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Stairway to HeavenBy Dogen on October 24, 2009 | 7 Comments
Hello friends, Dogentricks.com here. Once again, my fingers are flying under the watchful eyes of the non-forgeiners. Nice.
Today, I had quite literally, an out of this world experience. Allow me to tell you about it.
Getting up a bit later than usual today, I knew there wasn’t enough time to bike my lazy butt all the way down to Kagoshima, so I switched my destination up north and spent most of the day in Fukuoka. There, I went to a starbucks, much like the one I am sitting in right now (LUL), and hit up a namco arcade for the first time in a while. That’s right, TEKKEN ALL OVER YOUR FACE. I ended up beating two guys before walking out of the arcade with a haughty grin on my face and my chest pushed out far past my shoulders. I imagine getting punched by Jin Kazama is somewhat similar to the feeling you get when you win 7 matches in a row–it goes to your head REAL fast. ROFL.
Anyway, the last time I traveled across Kyushu I got caught in some pretty chilly winds on the way home and caught a week long cold. Today, I bundled up real nice and made several pit stops along the way to warm up with a 125 yen vending machine tea. I did this several times–it was pretty damn cold. But that’s not the point. The point is that I overloaded myself on tea, which resulted in a brilliant caffeine high.
As I am plowing through the expressway, the caffeine continues to pump through my system. Thicker, faster. The sun is setting in the distance and the stars are emerging one by one in the twilight sky. Before long, it is nearly black and the roads are empty. A massive straightaway appears in front of me, begging me to open the throttle.
The wind is washing over me, desperately trying to pull me off the bike. I slam my chest to the gas tank, kick it into 6th gear, and pull back my wrist. The road forming before me slowly begins to climb, wrapping itself between volcanoes. My bike, parallel to the road, opens towards the sky.
At that moment, the clouds cleared and a sea of stars emerged. X kilometers per hour, I am angled towards the cosmos and cruising into outer space–nothing but stars in my blurred vision. I kid you not, I thought my bike was going to leave the road and soar into the stratosphere. No other cars on the road, and all under the influence of one too many cups of green tea. A motorcycle space shuttle. Does it get any better than this?
I think not.
Train hard
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坂道By Dogen on October 16, 2009 | 2 Comments
Hello friends. Dogentricks.com here.
Here is a fantastic special put on by Top Gear about burning rubber in Japan. Just Monday I rode my motorcycle across Kyuushuu and back, and fresh off the experience can easily say this is a great documentary. The views, the roads, the Japanese–everything is spot on. Imagine this, only on a motorcycle, and you have my life. Enjoy.
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Crossing Lake Callahan V 2.0By Dogen on October 9, 2009 | No Comments
This is my Japanese translation of Crossing Lake Callahan. Took about 37 years to finish.
カラハン湖の渡り
1
「実は飛行機に乗るのは初めてです」
2
リチャードは真剣に太っていた。他の学生の視線から逃げるのはリチャードにとって無駄なことだった。広い食堂でも学生全員はいつもリチャードの位置がはっきりと分かった。彼の脂肪は重いスキーコートのように動きを遅くさせた。笑い声が肺からゆっくり喉に這い、そしてやっと口からどろどろと吐き出した。
ところが、ラグビー選手として有名だったのだ。だから、昼ご飯の時間いつも人気もののラグビーテーブルに座れていた。毎日リチャードがテーブルに近づくと、他のチームメートがベンチの端っこに滑った。リチャードが登場すると、必ず2、3人が立たされた。
リチャードがつがつカレーを食べると、彼のスプーンが太っている手に溶けてしまうように見えた。
「もうちょっとゆっくり食べてくれよ。俺吐いちゃうよ」とチームメートの一人が笑い、言った。注目の的になりたがったリチャードがそれを聞き、テンポをさらに早くした。調子にのり、チーム全員が集団ヒステリーになった。げんこつに叩かれたテーブルがガタガタ鳴っていた。「リーチャード!リーチャード!」必死に食べ始めたリチャードの頬が風船のように膨らんだ。爆発したら食堂どんだけ汚くなるだろう。
二回背中を叩かれたリチャードがやっと飲み込み、獅子みたいに大声で怒鳴った。僕はそれを見ると気持ち悪くなり、まだ一口も食べてないカレーをぼーと眺めた。僕はリチャードの爆発しそうなどろどろしている顔しか考えられなくなり、食欲が完全になくなった。僕は新しい本を出し、しおりのところに開けた。両手で持ち、肘をテーブルにつけ、僕とべたべたした彼のカレーの顔との間で盾になった本を読み始めた。
解放されて二ページを読み終わると、本の背をぬるぬるした二本の指が急に滑ってきた。本から見上げるとリチャードの巻いた笑顔。「腹へってないのか?」と彼が僕に質問した。
びくびくしながら自信のない声で僕は「別に」と答えた。
「何で?」とリチャードが誘った。「食堂には寿司ないから?」
隣に座っていちゃいちゃしていたカップルが突然に黙り、食器を持ち、ゴミ箱に向かった。
「いや」と僕はまた小ちゃい声で返事した。「寿司は韓国料理じゃないけど」
リチャードは隣のガリベン後輩に向いて「同じだろ?」と確認した。
わけもわからずに繰り返した。「そうだよ。同じだよ。」
それから、ラーソン先生が食堂の向こう側から登場した。
僕は声を上げようとしたら、自信のない穴につまずいて、自分でさえ聞き取れない雑音を吐いてしまった。
「な、別に俺はお前のことが嫌いな訳じゃないよ」とリチャードが意味ありげな目つきで言った。「みんなはお前のこともお前のフェッチも嫌いな訳なんだよ。」そして、リチャードがラーソン先生に気づき、本を僕の手からもぎ取って、テーブルの反対側にさりげなく投げた。「またな、ショーン」と彼は僕に言っておいた。ペラペラ喋っている学生を通り過ぎ、バスに奥の方に空いている席へ近づいていった。座り、CDウォークマンを取り出す前に他の学生がバスに乗っているのを真剣に観察した。運よくリチャードが違うバスだったけれど、彼のがりべん後輩二人が僕と同じバスだった。その二人はいつもバスが出発する直前に乗ったから、僕は早めに乗り、隣の席に乗せたバックパックの後ろで隠れた。彼らは僕に気づき、バックパックを取り、勝手に座る日は多かったけれど、ハイテンションに押し通されて、僕に全く気づかない日もたまにあった。
今日、いばってバスに近づいてきたその二人は特に遅かった。バックパックをだっこして、他の学生が隣に座って一時間ほど無視してくれることを祈った。二年生のジェッフジョーンズは僕の席前で止まって、「ここ空いてる?」と質問した。
「ええ」と僕は窓の外に見ながら短く答えた。すると、ジェッフが座り、背中を僕に向けて、友達と話し始めた。ついにウォークマンを取り出し、プラスチックのヘッドホンをぱっと頭に被った。プレーボタンを押し、目を閉じ、頭のてっぺんをドンと窓につけた。帰る途中で電池が切れたけれど、バスを降りるまでヘッドホンを被ったまま乗り続けた。3
黒い染みをがっかりした目で眺めた。安いカレーの油がバックカバーまで染み出ていた。文法の目録だけは綺麗に残っていた。他のレッスンは全部脂ぎって、暗く染められていた。リチャードの爆発しそうな顔の汚れと同じ染みだった。部分的にまだ少し濡れていたから、ティッシューペーパーを机の上から取り、ぱらぱらとページを吹き始めた。すると、ティッシューペーパーは油でばらばらになって、ページがあちこちで破れ始めた。
リチャードの言葉をどうにか忘れるように本をボタンと閉めた。苛められても、嫌われても全然構わないけど、「フェッチ」言われるとむかついて仕方がなかった。何かに興味を持つのは別にフェッチじゃない。違う国に興味を持つのはフェッチじゃないんだ。違うからこそ面白いんだ。
と僕は自分自身にそう言い続けて生きてきた。三年前にH.O.T.という韓国のバンドを発見してから、韓国に興味を持つようになった。毎日、ウォークマンにエンドレス繰り返して回ったのはH.O.T.のCDだった。毎日、寝る前にベッドの上で横になった僕を解放させたのもH.O.T.のCDだった。
盲目の夢だ、と父さんが僕に説明した。「それは何のことだか知っている?」と母さんのスパゲッティをぐちゃぐちゃ噛みながら父さんが尋ねた。リチャードの食べ方にすこし似ていた。「何かに夢中になって、他人の意見を聞かないことなんだ。基本的に言うと夢が夢になっちゃうってことだな」
「そっか」と僕が興味なさそうに言った。
「そうだ」と父さんが強調し、言った。「他人の意見聞かないと苛めが続くんだよ」
「ていうか」と母さんが急に軽く声を上げた。「仏陀とか、そういうのがね、基本的にキリストと同じことなの。韓国人はね、仏陀を信じて、私たちはキリストを信じる。同じなの。」
悔しくて自分の頭のてっぺんを平手打ちそうになった。今、何か言ったら絶対まずい。急いで絶対に飲み込めないスパゲッティの量フォークを掬い、口に入れ、会話の勢いがなくなるのを待った。
「今夜パソコン使っていい?」と一分経ったら父さんに聞いた。
「何で」と彼がまだすこし怒った声で尋ねた。
「やめた」と僕が言った。「ごちそうさま」
自分の部屋に後退し、毎ページの中心に黒い脂ぎった染みを出来るだけ無視し、読み始めた。4
翌日の朝、7時のアラームに起こされ、親父のオフィスに向かった。土曜日のゴルフは7時半から、たいてい昼までだったから最低に4時間はあるはずだった。ガタのきている椅子をパソコンの方に引っ張って、時代遅れの画面を一捻り。学校のモデルより遅かったけど、ここなら誰にも見つからない。韓国のPVを観るのに人から隠れる必要は別にないけどな、と僕は思って、深いため息をついた。リチャードが実際に爆発したら一番楽だかも。
本の裏に書かれたウェブアドレスを思い出し、新しいタッブを開け、発表者のウェブサイトを読み始めた。韓国語サイトの目録、ウェブ辞書、iPhoneのアプリケーショーンまであった。残念ながら僕のプラスチックCDウォークマンはiPhoneアプリケーショーン使えなかったし、どうせネットに繋がらなかった。読み続くと思いがけないリンクが目に入った。「ペン・フレンド・サービス」
開かれたページは韓国ペンフレンドサビースではなく、国際交流と大きくて赤い文字に書かれたマイスペースみたいなページだった。左のナビゲーショーンバーの部分に検索情報が綺麗に上から並んでいた。国、性、年齢、言語、職業、興味。背中の関節をぽきぽき鳴らすふりし、されげなく後ろに振り返った。当然に誰もいなかった。またほこりっぽい画面に向き直った。韓国、女性、15−16、英語。検索。
対応したプロフィールが徐々にロードし初めた。プロフィールが一々ぱっと画面に浮かべば浮かぶほど、右のスクロールバーがだんだん小さくなっていった。まだかかりそうだなと思い、台所へ向かい、朝のお茶を作った。暖かいコップを両手で持ち、前に眺めながらどんどん広がってきた緊張を抑えようとした。
オフィスに戻ったら、数の多さに圧倒された。ページ1から97まで。一つのページは25プロフィールもあった。97を100にし、計算した。全部でやく2500人か。ページ1の上から韓国語のプロフィールを飛ばし、可愛い中途半端の英語で書かれたプロフィールをゆっくりと読みながらページを下った。
こんにちは。ジヒュンです。ソウルに住んでます。
私こうこうせい。旅行がすき。映画もすき。友達と遊ぶのもすき。普通の子だよ!私英語が大好きから、話しましょうか。私も韓国語を教えるから!とにかくメールください!返事待ってます!!ありがとう!
グレースです。プサンに住みます。趣味は映画と本と写真と音楽と買い物。ロック音楽が大好き。外国に興味をあります。写真交換しましょう。英語を教えてください。年は聞きません。女も好き男も好き。メール送ってくださいおねがいします!バイバイ!
気づくと、二時間経ち、23ページまで読んでしまった。背中の関節をぽきぽき鳴し、されげなく後ろに振り返った。当然にまだ誰もいなかった。プローフィルどれに返事すればいいんだろうと長く悩んだ。結局2500から決められなく、自分のプローフィルを作ることにした。こんにちは。
僕の名前はショーンコナーです。アイルランドのアルマーという町に住んでいます。17才で、高校の二年生です。趣味は音楽を聞くことと、小説を読むことと、韓国のことについて学ぶことです。初めて韓国に興味を持つようになったのは約三年前です。最近一人で韓国語を勉強しています。アイルランドを出たことがないんですけど、将来いつか韓国に行きたいと思っています。
良かったら友達になってください。
7回も編集し、やっと提出した。それから、提出したプロフィールを三日ほど変えることが出来ないという条件があったのに、提出した後で、絶対にない間違いを探しながらまた2回読んだ。 お茶を飲み終わり、画面を消し、台所に戻った。手に流したひどく冷たい水に反応せずに、明日インボックスを開けるとメールが百ぐらいが届くと想像した。その瞬間に、父さんがバックドアから入ってきた。
「おはよう、ショーン。元気?」
「元気だよ」と僕が答えた。「悪くない」
「悪くない・・・」父さんがその言葉を珍しい外国語のように言った。「今朝何してた?」
「特に何もしてない。勉強して、お茶作っただけ」
それから父さんが帽子と手袋を掛けにオフィスに入り込んだ。「パソコンはパワーついてるよ。使ってた?」
「メールチェック」と僕は一つの事実を明かし、返事した。
「本当に?誰がお前にメールするんだ?」
「まだ誰も」と僕は答えた。5
バスから飛び降りた瞬間に走り始めた。バックパックが怒って、背中を当たりながらもっとゆっくりしろよ!と命令した。僕は両手で抑えて、手無しの気まずい走り方を始めた。
一日はらはらし待たされ、どきどきした。リチャードのいつもと同じようの態度に全く気づいてなく、彼が混乱させられていた。ストレス発散が出来なく、がりがりにやせている後輩に爆発的に怒った。残念ながら肉体だけは爆発はしなかった。僕は三番目バスに乗って、半分使われていた席にすぐさま座った。ヘッドホンをかぶり、家に着いたまでそわそわした。
車ない。母さんは料理教室に行ってるか。一気に鍵をあけ、靴から飛び出し、止まらない勢いでオフィスによろめきながら入った。画面をぴしっとスイッチオンし、パソコンをぱっと開き、机の上の小さいランプをさっとつけた。焦って、母さんのスクリーンネームを使って、ログインしたら急に青いローディングスクリーンとピクセルっぽい砂時計に待たされた。いらいらして足下を薄いカーペットにぱらぱらと踏みながら、スパイウェアの注意を見つめた。ホットメールを開け、キーボードを急いで、打った。ログイン失敗、パスワードが違います。もう一回ばーっとキーボードを指で拭いた。ログイン失敗、そのメールアドレスが現在使われていません。もう一回。ホットメールへようこそ!心が止まる直前に言葉がやっと目に入った。
何もない。韓国ポップ歌手からのメールも、モデルからのメールも、高校生からのメールも、一つもなかった。みんな同じことを考えていただろう、自分のプロフィールを作るのは平気だけど、他人にメッセッジを送るのは恐い。ハイテンショーンを完全になくし、鬱病的に自己紹介のメールを頭の中で作りながら台所の方に向かった。こんにちは。ショーンです。韓国人の友達を作ろうとしています。アイルランドに来たことありますか?
つまらない、と僕は流しの右に掛けていたタオルに手をちょこっと乾かした。オフィスに戻り、パソコンの前にもう一回座り、画面を見上げた。
キムから、件:こんにちは、ショーン!ぱっと見た瞬間に、全然気づかなかった。手を荒いジーンズに乾かし続け、画面に眺め続けた。ぴんと来たらF−22が射出座席でパイロットを発射するように爆発的に椅子から飛び上がって、立ったままでメールを開けた。徐々に椅子に腰を降ろしながらメールを早く読んだ。くすんだ画面に映った自分のキラキラ光っている目が見えた。
こんにちは!ショーン!
私の名前はキムです。私は16歳の韓国人の女の子です。韓国のソウルにすんでいます。ソウル聞いたことありますか?アイルランドに出たことないと言いました?私は韓国にでたことがありません!!韓国がもっと大きくなって欲しいよ!メールやり取りを楽しくやりましょう!韓国のキム^^から。
絶望的に聞こえないように言葉の重さをきちんと考えて、返事を打ち始めた。こんにちは、キム。メール本当にありがとう!仲良くなれると思います!韓国に行ったことがないんですけど、いつか行ってみたいですね。キムの趣味は何ですか?またメールします!ショーンより。
マウスが送信ボタンの上を舞ってる一瞬に、メールの内容を確かめた。とうとうボタン押し、パソコンを閉め、画面をスイッチオフし、小さいランプを消した。綿100パーセントの靴下で木の床張の広間をしとやかに歩いていって、自分の部屋に滑り込んだ。本を拾い、時間を早く流すためにわざとゆっくり読み始めた。6
「最低、18ヶ月はかかりますね」とシルバー先生がフェースマスクを浸透し、僕の上に身を乗り出し、メスを指で回しながら言った。彼が一年前に初めて言い出した18という数字をついに認めるようになった。僕は永遠矯正するかもしれない。もう五年間経ったんだ、小学校5年生の時から。誰も、僕を含めて、矯正のない顔を想像出来なかったし、矯正のない笑顔を思い出せなかった。「ところが」彼は言った。「今日はやっと第二局面に入る」
彼の言葉が希望を持ったのは初めてだった。「第二局面って?」と僕は聞いた。
「ヘッドギア」と彼が熱心に言った。「輪ゴムを使う必要はもうーー」
「一日何時間しなければならないの?」言葉が勝手に僕の口から飛び出た。
「本当は24時間条件だけど、実際は15時間くらいすれば十分だ。ただ、4時間以上しないとだめだよ」
「何で?」と僕は答えを知っていながら尋ねた。
「長くしなければしないほど顎が元々の構成に戻ってしまうね。毎日15時間くらいしないと」
次の言葉を完璧に予言した。
「18ヶ月以上はかかりますよ。」
それから、シルバー先生はゆがんだマグネシウム怪獣を取り出した。目に入った瞬間にSAWという映画に出て、熊の罠みたいな道具が頭につけられて急拡張で死にそうになった人物を思い出した。きゅっと口を結んだ。
シルバー先生がヘッドギアの入れ方を教えた。「ここのネジを、臼歯の矯正に入れる。そして、これね、このひもを首の後ろに包んで、反対側につける。程度はいくつかあるんだけど、必ずこの三番目の穴につけてください。これ以上は骨に悪いけど、これ以下だと効果がない。ところで、色は何がいい?」
「黒でいいです」と僕は単調な声で答えた。
CDウォークマンより時代を遅れているケースが渡された。僕は待合室に戻り、次の予約した。母さんの車に乗り、帰り道ずっとキムのことについて考えた。キムは顔に熊の罠がついてるアイルランド人の少年についてどう思うのだろう。なるべき明日学校に行ったらどうなるかと想像しなかった。
鉄の外骸骨があって、寝づらかった。しかし、目を閉じたら、口から爆発している合金を忘れ、キムの見た目を想像した。ユーチューブで見た韓国の最も可愛い女優のいいところを集めた。傑作を作り終わったら、自分の盲目の夢に深い、痛みがないところに入っていて、ついに眠れた。六時のアラームがなる三十分前に、顔に広まっていた鋭い痛さに起こされた。シーツを床に投げ、直接に浴室に向かった。電気をつけると急な眩しさに引いた。目が焦点したら、痛さの原因を確認した。ヘッドギアにこすれられ、鉄と明らかに一緒に走ったニキビの発生を誘発した。相称的に口の端っこから耳たぶまで蒔かれていた。
熊の罠を外し、雑巾を暖かい水で濡らした。流しに体を曲げ、ぽかぽかしている布を顔につるした。悔しくて叫ばないように、肺の深いところまで蒸気のような空気を三回吸った。雑巾を顔につけ、一分くらい待ち、また濡らした。肌がよく協力するために過程を三回繰り返した。顔が十分に柔らかくなったら、引き出しから針を取り出し、蒸してる水で流し、顔に上げた。息を止め、鏡の方に乗り出し、ニキビを一々刺した。中の白い液体がスムーズに出てきた。
気を遣ったらニキビはそれほどひどくならなかったけれど、一日ちゃんと顔を洗わなかったら、火山のようなニキビが鼻の下で必ず浮かんできた。そういうニキビを解決するために、シルバー先生の待合室で置いていたSEVETEENという女子高生の雑誌で発見した針刺し方法を使った。浮かんでいたニキビにびっくりするほど効果はあったけれど、表面の下で隠れたニキビには無効だった。
十二回刺したら、顔が元々の地形が少し戻った。ニキビはほとんどなくなったけれど、まるで小さいグレムリンが燃えている靴を履き、僕の顔を渡ったように赤いぽちぽちのある跡が残った。ニキビ薬で仮面をつけ、6時半に浴室を出、台所に行った。パンを拾い、嚼みながらキムは朝何を食べるのだろうと思った。浴室に戻ったら、鉄の笑顔を磨き、ヘッドギアをつけ戻した。7時に家を出て、バス乗り場に向かった。キーという石油が足りないブレーキの音が耳に入ったら、ヘッドギアをまた外し、ケースに戻し、バックパックの下に押し込んだ授業が始まる前に、図書館に寄った。キムにまだ返事してなく、大変気になっていた。彼女がいつも携帯を使ってメールを書いたから、十時間以下で絶対に返事してくれた。昨夜、親父が机の上でワインと一緒に大の字に寝てしまい、僕の返事をする可能性を効果的に消した。今日、珍しく図書館のパソコンの前に座り、打ち始めた。
キムへ、クイズどうだった?今日、大きい数学のテストがあるんだ。いい点をとれますようにね!今日予定がある?僕は学校が終わったら新しい韓国語の本を読もうかと思っている。昨夜、返事が出来なくてごめんね、親がまた家にいたからパソコンを使えなかった!色々頑張ってね!またメールするね!ショーンより。
一人で微笑み、メールを送った。
授業が早く終わった。大きく鳴った昼のチャイムにびっくりし、ヘッドギアの時間期限が思い出された。目を下にやって、お手洗いに向かった。ドアを押し開けたら小便の匂いに強く突風された。古いケースを取り出す前に頭を下げ、トイレを一つずつ確かめた。靴も、靴下も、巻いているズボンもなかった。手洗いの一番奥の方、鏡の前で熊の罠を取り出し、顔につけ始めた。誰かに入られてしまうと胸がドキドキし、体が全体的に震え始めた。口に入れようとしたら歯肉を何回も刺してしまった。鏡に映る自分の姿を見るとX-MENのWOLVERINEがい数えきれないほどの針に刺され、骸骨に鉄を入れられるシーンを思い出した。彼も矯正したのかな。
空いているトイレの小さい部屋に引きこもって、バックパックから茶色の紙袋を取り出した。昨日の夜色々柔らかい食べ物用意しておいた。ヨーグルト、アップルソース、細かく切り裂いたバナナ、一口で食べられる四角の形に切ったハム。アップルソースとヨーグルトは問題なく食べ終わった。タッパーウエアを口につけ、鼻に親指と人差し指で蓋をし、液体が口にゆっくり流れてくるのを待つだけだった。バナナとハムはそれに反して難しかった。塞いでいるヘッドギアが邪魔になり、フォークを使えなかったから、滑らないようにたまにトイレペーパーで吹きながら、少しずつ指先で口に渡した。
四角の小さいハムの一切れが手から滑り、濡れている黄色いに染めた床にポチャンと落ちた。気持ち悪くなり、天井の方に向き、深呼吸した。すると、流していない糞とすっぱい小便の匂いが肺に一杯になった。僕の上で虫二匹が隣の部屋にたまに跳びながら、汚い空気を舞った。プラスチックのTIMEX時計を見下げた。12:05。残っている食べ物を包み、顔を抱え、記憶したキムのメールを自分に暗唱した。
12:27に手洗いのドアが開き、深くて、濃い笑いが部屋中鳴り響いた。顔を手から上げて、真面目に聞いた。いくつもスニーカーが床に踏んだことで一人ではないと確認した。足を床からすぐ上げ、透明になろうとした。静にトイレに座り、膝をさっと抱き、涙が溢れそうな目で祈った。
ジッパー、そしてポーセリンに当たる小便の音がしたら自分の安全を確認した。手を洗わずに彼はドアがラグビーの選手のようにパーンと肩で押し開けた。残された先輩が焦り、数学の授業の間に飲んだ水に対して悪口雑言を並べ立てた。
12:29と12:50の間に二人しか手洗いに入ってこなかった。ヘッドギアをトイレに流しちゃうかなと考えている途中でケースに戻し、またバックパックの一番下のところまで押し込んだ。血を流した歯肉と半分へったお腹と一緒に手洗いを出て、英語のクラスに向かった。7
土曜日の朝。パソコンの前に座り、時々凍ったコーン袋を顔に押し付けながら書き始めた。
キム、
元気?僕は元気ではない。今日キムと正直話したい、他に話せる人はいないから。
13歳の時に、最も親しい友達のグラントがダッブリンに転校した。それから、僕の人生がだんだん崩れた。学校には本当の友達はいないし、兄弟もいないし、親と話せることも全くない。僕は人気がない。矯正もあるし、肌の調子もひどい。僕は学校の一番やせいてる人だし、ラグビーに興味を持っていないたった一人だ。韓国の音楽を聞くから馬鹿にされる。友達がいないから馬鹿にされる。僕だから馬鹿にされる。自分はかっこわるいということが分かっている。昨日、リチャードというラグビー選手の一人が学校終わったら僕を殴った。帰ったら、親はいなくて、今もまだ会っていない。孤独を感じて、キムと話したいんだ。
これは変なメールだと分かるけど、本当のことを言いたかったんだ。キムだけはがっかりさせたくない。
ショーンより。
マウスのボタンを押し、涙を自由に流した。泣き終わったら朝のお茶に手を伸ばし、口にした。一口を飲む前に、お茶に映った自分のゆがんで鉄に巻かれた顔を見ると、オイオイ声を出して泣き始めた。立ち上がり、ヘッドギアを腫れている顔から取り外し、大声で叫びながら部屋の反対側に一生懸命に投げた。読んでいないクラシックの本に飾られた本棚にぶつかり、薄いカーペットに落ちた。僕の苦悩を否定しているように音を立てずに静かに着地した。椅子に倒れ、冷たいコーンを目に上げた。温くなったまで、凍ったコーン袋に涙を流し続けた。
冷凍機にコーンを戻し、お茶をもう一杯作り、ヘッドギアを取り戻しにオフィスに向かった。部屋を渡る前、画面を一目見たら、受信フォルダに新メールが届いている。机に向き直った。
ショーン、
メールありがとう。大丈夫ですか?苛めの事と叩くのことごめんなさい。きっとリチャードはショーンのことしらないと思う。
実はわたしはかっこわるい。親がはらうから高い学校に行きますが、あまりにも楽しくないです。私のクラスメートはみんな手術をしています。韓国の手術分かりますか?可愛くなるために今韓国人の女みんなやっていますよ!でも、私はしたくないからぜったいしない。だから、私もよく苛めをうけます。大嫌いです!
でも、ショーンは本当に優しい男だと思います。ショーンはいつも私に本当のことを言います。韓国人の男はそれをあまりしないです。だから、ショーンはいい人だとおもいます。矯正と肌はそんなに大切ではありませんよ!実は、私は可愛くないです。本当は、デジカメありますが、写真を送るのは恐いからできません。でも、今ショーンの気持ちは分かると思うから、今度写真送ります。だから、ショーンも送ってください。顔は気にしないからとにかく送ってください!!見たいです!
ほんとの気持ちを言ってありがとうございます。早くショーンと話したいです。 キムより。8
金曜日の午後8時に郵便局でバイトを始めた。封筒を分けるのは特に難しくなかったし、いつも一人だったからヘッドギアを着けていても平気だった。ただし、バイトまで片道は30分、2パウンドかかった。一日どのぐらい働いても、一時間分が交通に消されたからなかなか儲からなかった。ところが、熊の罠を顔に着けてもいいというバイトはこれだけだった。6時間交替で働き、いつも誰もいない最後のバスに乗って帰った。最初親は怪しがったけれど、時間が流れているうちに息子が自分の寝る時間の後で働くということをやがて認めるようになった。
休憩時間を低い、腰支えがないスツールに座り、部屋の東西の端っこにあった靴箱の大きさの窓の外に眺め、過ごした。ひらひら舞い降りて落ちる秋の葉を見て、次の手洗い食堂の昼食を考えた。風に吹かれ、一々落ち、白い面になった冬の雪片を見て、キムが隣にいて、一緒に見ていると想像した。春の夕焼けが窓を通し、黄色、オレンジ、ピンクになった、南東の壁を光りながらゆっくりと登った小さい四角を写った。午前1時に家に着いた。騒げないように表のドアのハンドオルゆっくりと手で取って引いて開け、靴を色はあせてしまって乾いたウェルコムマットに柔らかく乗せた。気をつけながら廊下を一歩ずつ滑り進んで、オフィスに近づいていった。親父がまた机の上で寝ちゃったかなと思い、ドアから真っ暗の部屋に覗き込み、前かがみになった姿を探した。目が焦点すると、開いている部屋を発見した。中に入っていたプラスチックCDウォークマンに注意しながら、バックパックを徐々に床に下げた。ヘッドギアを取り外し、パソコンの電気をつけた。暗い部屋がほこりっぽい画面の柔らかくて、白い光を浴びた。
さすがに、キムから新しいメールが僕を気長に待っていた。暗い部屋で静かに笑って、メールを開けた。
ショーン、
元気?今日、ショーンに言いたいことがあります。
私はショーンのことをいつも考えています。起きるときにショーンのことを考えてますし、学校に行く時にショーンのことを考えてますし、夢でもショーンのことがよく考えてます。一年間ショーンは私に毎日メールをしてくれた。一日も忘れなかった。ショーンはいつも私を支えてます。私と会うためにショーンは今バイトをしています。学校で苛めを受けたら、ショーンのことを考えます。ショーンはいるから大丈夫です。「いつかショーンと会えるから大丈夫です」と毎日考えてます。でも、もうそれを考えたくないです。早くショーンと会いたいです!!いつかと考えたくない!まだお金は十分溜めてないですというのが分かりますが、早く会いたいです。また一年間待ちたくない。ショーンと会うのにまた一年間待ちたくないよ。だから、このメールを送ります。私はわがままです、それは分かります。でも、私にとってショーンのことより大事なものはありません。 Love、キム。キムがLoveという言葉を使ったのは初めてだった。それに、僕自身Loveと直接言われたのは初めてだった。槍のようにぐさっと僕を刺した。古い、ほこりっぽい画面から突然消えてしまいそうな言葉を、一分黙って、じっと見つめた。
9
土曜日の朝7時に家を出て、カラハン湖にゆっくりと歩いていった。キムのメールの最後の二つの言葉を考えながら、綺麗で平和な緑の湖面を長く眺めた。湖の向こうに春の切ったばっかりの芝生の上で四人家族が楽しんでいた。お父さんが息子に釣りのやり方を教えた。娘はお母さんと自分で取ったばかりのブラックベリーを毛布の上で一緒に食べた。無意識に深いため息をつくと、頭の中で自分のぼろぼろの人生のスライドショーが始まった。
同僚と一緒にゴルフをして、固い練習スイングをしながらぶつぶつ言っている父さん。隣人とパンを作って、責任を避ける母さん。大きくて、愚かなボウリングボールのように僕を倒しに転んでくるリチード。フェースマースクニコニコ笑って通しているシルバー先生と永遠の18ヶ月。次のトイレ食堂での一年間。それから、僕に一番近い、一番遠いキム。イメージが僕の曇った心をカチッと一々ゆっくりと回った。水を綺麗に分ける、涼しい風が湖から吹いてきた。僕は目を閉じ、風を抱き、カラハン湖を飛び渡った。キムは照れくさそうに微笑みながら毛布に韓国の美味で詰めたバスケットを持ってきた。笑顔がだんだん広がってきて、急にくすくすと笑ったキムが恥ずかしそうに左手で口を隠した。母さんは湖の中心でゆらゆらと浮いた、小さくて赤いカヌーからさりげなく手を振った。父さんはカヌーの反対側に座り、純粋に笑いながら魚を釣った。海岸の方に振り返って、魚が線を引っ張りながら彼は本当に輝いている笑顔を見せ、手を振った。僕は柔らかい芝生の上で横になり、広い空を見上げた。キムが顎を僕の胸に優しく乗せ、心の上に軽くキスした。それから、寝る直前にベッドを回り、最高なところを探している子犬のように、体をゆっくり合わせ、僕の隣で横になった。僕は目を閉じ、盲目の夢の溢れている温もりを浴びた。
水の方から無慈悲な冷たい風が吹いてきて、僕らの小さな姿を包んだ。隣でキムが震え始めた。彼女の細い手が僕の胸を這い、肩を登り、首をぎゅっと締めた。彼女を抱きしめようとしたら、骨と静脈が鉄に入れられたように急に大変重く感じた。手を上げようとしたらキムがぞくぞくして、僕の背を上から下揺らした。足指を僕の細い足に刺し、キムが必死に僕の耳に登ろうとした。肌に刺しているキムの指先の圧が痛いほど増えてきた。彼女のかいた汗が僕のT−シャツを濡らし、胸の中心を脂ぎって、暗く染めた。キムが隣でもがもがき苦しんで、僕の耳に息のない声でくんくん鳴った。僕は何も出来ずに、キムのとなりで黙っていた。それから、風が急に止んで、目がさっと覚めた。
僕はカラハン湖の向こう側、一人で座った。
10
ちょうど僕の疲れている手から鉛筆が落ちた瞬間に、母さんが呼んだ。機械のように椅子から立ち上がり、散らかした机に見つめた。数分経った。
「ショーン?」と母さんはまた呼んだ。
積もった紙を取って、ドアに向かった。「はい」と僕は返事した。親はいらいらして、テーブルに座っていた。父さんが僕の震えている手で持った紙にすぐ気づいた。「ショーン、何それ?」と父さんが聞いた。
返事せずにテーブルに腰をかけ、ヘッドギアを取り外した。父さんの顔が緊張で凍っていた。僕の手はまだ震え続け、唇につけたグラスががたがた歯に当たった。水を一口飲み、グラスをまたテーブルに置いた。深呼吸して、とうとう読み始めた。
音読に集中しようとしても、親の変更している感情が雲のようにテーブ渡ってきて、気になった。なるべく紙から見上げないとしたけれど、とても気になった。7ページを読み終わったら僕は泣き始めた。しかし、見上げなかった。8ページ読み終わると母さんの泣き声が聞こえてきた。最後の段落を読み終わると、ついに親を見上げた。父さんが顔を抱え、母さんが椅子から跳び上がり、テーブルを走り回った。「これ以上隠すことがない。彼女は僕の強さとこの一年間を過ごせた理由だ」すすり泣きながら僕の口から言葉が一々落ちてきた。
「ショーン!」母さんが目を吹きながら言った。「ありがと!教えてくれてほんとに嬉しいのよ。もちろんお金を貸すよ!」と母さんがまだ涙が溢れそうな目で父さんに向き、言った。父さんは黙り、テーブルの間中に冷やしたスパッゲティにじっと見つめた。数分経った。
「ショーン」と彼ががたがた揺れている声で言った。「ずっといなくて本当にごめん」
僕は父さんを向き、待った。
「ショーンにとって毎日がこんなに辛いと。。」と父さんが顔を吹かないようにあがいて、言った。「全ては僕のせいなんだ」
「父さんのせいじゃないよ」と僕は父さんの目を探しながら言った。
「全ては俺のせいなんだよ」と父さんは顔をちょっとあげて言った。「本当にごめんなさい、ション」それから、父さんが一分黙って、冷たいスパッゲティを一口食べた。「もちろんキムと会うためにお金を貸すよ。それ以上、教えてくれる勇気があってほんとに嬉しいんだ。お前はほんとに俺より全然つよいやつだな。」
泣いている僕はそれを聞くとちょっと笑った。
「これから俺も強くなって、ちゃんと父さんとして生きてくからな」と父さんが真の声で言った。
僕はその声を聞くと心が少し暖かくなった。
「約束だ」と父さんがやっと僕をしっかり見て、強く言った。
「ありがと」としか言えなかった。すぐ涙が溢れて、久しぶりに母さんの胸に飛び込んだからだ。11
僕はみんなにショックを与えるところだった。
「ね、ショーン」と父さんがテーブルに座り、僕の方に乗り出してきて、言った。「ショーンの話を聞いて感動しない人なんて絶対いないよ。このリチャードってやつだって気持ちすこしは変わると思うよ。こうすべきだよって言いたくないけど、本能に従った方がいいかな。」
それは日曜日の夜だった。これは英語の最後の授業、夏予定の発表する30秒前だった。ラーソン先生は興味がなさそうな声で「準備はもういいかな、ショーン。他に必要なものない?それとも、そのぼろぼろの紙だけ?」
「実は、一つあります」と僕はバックパックに手を入れ、言った。指先がフォームヘッドホンともろいCDウォークマンを通り、アンティークケースに着いた。縁をぎゅっとつかんで、ゆっくり取り出した。気になったクラースメートが箱の内容について尋ねた。みんなの目の前でケースを台の上に置いた。リチャードは当ててみた。
「ショーン、母さんの化粧箱持ってこなくてもよかったよ」
彼の先輩がケッケッと笑って、言葉を繰り返した。「化粧箱!」
古いスーツケースのようにガチッと開け、洞窟から罠を取り出した。
「何それ?」と前に座った女の子が不可解に言った。
一瞬のちゅうちょもなくヘッドヂアを優雅に顔に取りつけた。驚いて、半分のクラスメートの顎のが机にぽかんとぶつかり合った。リチャードが席でそわそわし始めた。ラーソン先生が背中をまっすぐにして、眼鏡を外した。
「ショーン。。何それ?」と彼がめんくらって言った。
「熊の罠です」と僕は答えた。
親しいマグネシウムの味をした息を肺に深く吸い、ぼろぼろの紙を胸の前に上げ、リチャードの瞳にじっと眺めた。
「この夏、僕は韓国に行きます」12
「実は飛行機に乗るのは初めてです」と僕は緊張し、下手くそうな韓国語で隣に座り、年を取り、しわが寄った男性に言った。レザーのような手で僕の震えている太腿を軽く叩き、彼が笑い、返事した。「安全」と「着地」しか聞き取れなかった。どうやって返事をすればいいか分からなくて、笑顔を返した。それから、車輪が飛行機から下ったような音がして、鳥肌の袖が肩から手までびりびりと走った。シートベルトをしっかり締め、深呼吸した。これだ。
汗くさい雲が飛行機を降りて、ソウル国際空港の蒸し暑い中まで僕を追った。踏む度に新しい汗の滝が背中を流れ始めた。飛行機とカスタムズの間にトイレに寄り、無駄に脇を吹き、デオドラントをつけた。わくわくしすぎ、楽なエスカレーターに乗れなくて、一度に3段ずつ階段を4つ駆け上がった。カスタムズに近づいていると環境が何回も変化した。キーキー音をたてたアルミニウムのトンネル、点々としたグレーカーペット、キラキラ磨いたコンクリートの廊下、長い分割した鋼鉄自動歩道。新しい部屋に入る度に、キムが次のかどの向こうにいるかもしれないと思うと、ジェットコースターが落ちる前の気持ちのように、腹が跳んだ。
手洗いがまた目に入った。きちんとスーツを着て、スマートな男性3人を通り、焦り、髪の毛を直そうとした。鏡に、トイレから出てきて、僕のことをずっと観察しながら手洗いに近づいてくる少年が写った。できるだけ彼のことを無視しようとして、流しに体かがめ、冷たい水を熱っぽい顔に一つかみはねかけた。流しの縁に手をつけ、床に向いた。頬、それから唇から水が流れ落ちた。
手荷物受取りに着く直前に、飲み物を買いに自動販売機の前に寄った。冷たい林檎ジュースが僕のからからに乾いた喉にしみこんだ。少し歩くと、僕は荷物受取りの機械に囲まれた。かどを曲がってくる自分の荷物に気づくとそっと列に滑り込んで、床に足下をぱらぱらと踏んで、待った。
荷物と僕の間に5メートルもなかった。急に、コンベヤベルトが止まった。肺に詰まった圧を発散して、列を突き抜けた。やっと手で取り、深呼吸し、赤く光った文字にに向かった。引き戸が開くと涼しい突風にあおられた。
そろいの人間の壁が僕の前に立ち並び、素直に待っていた。その中で急に前に出てきて、僕の胸に飛び込んだキムが相当に目立った。彼女を抱きしめ、僕は目を閉じ、叶った盲目の夢の溢れている温もりを浴びた。


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