今日僕は朝早く目を覚まし、朝ご飯を食べる前にシャワーを浴びた。そして勿体無いからと思って、一週間も隷属に置いていたチキンを食べてしまった。吐きそうになり、家を出た。
それから僕は今スターバックスに来ている。午後4時のこのスターバックスは午前11時のスターバックスと同じ店だと信じられないほど変わっている。朝のスターバックスはおそらく、最初にスターバックスを建てようと思った人々の理想、そのままだ。人が少なく、集中しやすいところだ。店員さんは時間に余裕があり、ほとんどのお客さんは新聞を読み、あるいは何かを勉強している。静かな落ち着いた雰囲気だ。喫茶店とは?僕の脳裏に最初に浮かび上がるのはまさに午前11時のスターバックスのことなのだ。
しかし太陽が空を登るにつれて、スターバックスの雰囲気どんどん変わってくる。まずは人の変化だ。お客さんの総合したIQが徐々に低くなっていく。朝スターバックスに来る人々の手にしているものは大体二つある。それは小説かコーヒーだ。でも昼くらいになると読み物と苦い飲み物の姿が珍しいものとなる。代わりにブランド鞄やココアみたいな甘いものが目に入る。そして店員さんの年齢の平均が減って、店内がたまらなくうるさくなる。喫茶店と言えなくなるくらい大きな変化だ。そう、これは喫茶店ではなく、大人の食堂なのだ。
僕には一番不思議に思うのは幽霊の存在である。2時半を過ぎると幽霊がぞろぞろと店に入ってくる。幽霊は30代のぐったりした女性の形をしている。それから幽霊は必ずチョコレートマフィンを食べる。微妙に小さくて黒いマフィンが大きくて黒いトレーに乗り、幽霊がそれを持って店の中心から十分離れている席に行く。そして一人で座り、一人でマフィンを一口ずつ食べる。幽霊らしく、遥か遠く離れている恋人のメールを待っているように、鳴っていない携帯をちらちら見る。マフィンがついに消えると、幽霊が長い間黒いトレーの中心を涙が溢れそうな目で眺める。マフィンがもう一つあったらいいのに、と。あの人のことをもう少し信じていたらいいのに、と。もちろん、誰もが幽霊の透明な姿に気づかないのだ。
たまに同じ人、または同じカップルが何度もサターバックスに入ったり出たりする。同じものを飲んでいるのかどうか、僕には分かる訳がない。今日ある可愛い女の子が僕の斜め前の席に座り、携帯を弄りながら三十分くらい一人で何か(グッチの財布を持っていた女性だからにはアメリカノじゃなかっただろう)を飲んでいた。彼女は僕をチラッと見ていたような気がしたけれど、彼女と目を合わせる自信がなかったので彼女はもうしかして一回も僕の方に目をやらなかったかもしれない。その女の子は店を出ていって、僕は金原ひとみと村上春樹の文体を分析し続けて店に残っていた。それから二時間経て僕はふっと見ると、その子が再び僕から斜め前の席に座っていた。今回はチョコレートマフィンを食べていた。まさかと思ったとたん、彼女の前にもう一人スタイルのいい女の子が優雅に座った。どうやら彼女はチョコレートファフィンがただ好きなことだけだった。こういった混乱させる程不思議な出来事が常にスターバックスで起っているのだ。
家を出る前に僕が朝食として食ってしまった腐ったチキンを結局吐き出したので、スターバックスに着いた時に既にお腹がかなりすいていた。そこでグランデ・サイズのスペアミント・グリーン・ティとなんとかハムサンドイッチを頼んだ。サンドイッチのカタカナの名前が余計に長くて、僕は日本語をかまないようにガラスの後ろに隠れようとしたハムを右手の人差し指で指し「これ」と言った。すると、日本人の店員さんがかえって訳分からない英語を吐き出した。「はい?」と返事した僕はカンター越しに三人の店員さんの意表を突く。僕の後ろに並んでいる人が小さく笑い、すごいと呟く。僕はどんどん赤くなってくる。あ、どうも。一瞬ネタになったサンドイッチを手に取り、端っこの空いている席に向かった。
今5時半です。パソコンの電池がなくなったため、店の唯一のコンセントがあるテーブルに座っている。トイレの隣だ。誤った建築なのか知らないけど、奇妙な壁がトイレの方から店の中心の突き出ていて、引きこもったこの度から店内がほとんど目に入らない。ここに移動する時、僕は席から立ち上がると隣に座っていた三人のギャルがくっくっと笑った。話し掛けるのなら今しかないと思ったけど、もう一回日本語をかみそうになって彼女達のことに気づいてないふりをして僕は黙って、さっさと荷物を動かした。今では他のお客さんとの交流は人がトイレに来る時に限られている。僕はパソコンから見上げる度におしっこ、もしくはウンコをするところでいる人間と目が合う。そう考えると僕はいつも笑ってしまい、他者がさっとトイレに飛び込む。俺のすぐそばに、誰かが今、臭いものを漏らしているところだ。万一に酷い下痢の場合では音が壁を通れるものなので、この席に腰をかけてすぐさまイヤホンを耳に入れた。
6時半。電池チャージを完了したらもう一度を移動し、僕には再び店内が丸見えだ。僕がトイレの警備をやっていた間、店ではびっくりするほど人が少なくなった。今のところ店員さんが2人、お客様が7人だ。昔聞いたようなアメリカの軽いジャズが天井のスピーカー流れている。僕に一番近い人が小説を読んでいる。彼女の隣に五十代ぐらいの男が世界情況を深く考えているという顔をしながら、時々白いマグから黒いものを口にする。窓の外では雨がぱらぱらと降り、通り過ぎる人がほとんどいない。濡れた地面には月の光が見える。いつの間にか、スターバックスがまた喫茶店に変化したようだ。僕は再びノルゥイの森を鞄から取り出し、再び村上さんの文を分析し始める。
はろー!
早速覗きにきましたよ。
私、すごいDogenの文章好きだなぁ。
だって情景が目に浮かんできて
新たな世界がぱーって広がっていくから。
素敵だと思う*
Let me visit here again