小説の書き方6:対話

理沙、

昨日、僕は遅くまで書いていたので、今は日ぐっすり眠れるような気がする。

今回、対話について説明したいと思います。会話はおそらく、筆者が使う一番大切な道具であろう。何故なら、対話は登場人物を描写するからだ。

キャラクターを直接描写することはなるべく避けたほうがいい。これはもう随分前から説明しているよね。キャラクターを紹介してから、後の詳細は読者の想像力に任せればいい。しかし、これをしてしまうとキャラクターのイメージが微妙に頭に浮かび上がらない、という議論もあったね。対話はその議論の対策である。

対話、すなわち人物の間の会話を上手く利用すると、キャラクターは生き始めるのだ。例を見てみよう。

スターバックスにお客さんが三人いるとする。男二人、女一人。二人の男は幼なじみで、会話をしている。女は関係のない人で、角席で小説を読んでいる。彼女はかなりの美人だ。

「ちょ、お前見てよあれ」と健。
「え?何だよ、大した事ねーじゃん」と大輝。

これで大輝の性格について何かが分かったはずだ。彼は女性に対してかなり経験を積んでいるようだね。一方、健はそうでもない。

「ちょ、お前見てよあれ」と健。
「やっべ」と大輝。

この僅かな違いで、大輝という人物の第一印象が完全に変わるね。どうやら今回の大輝は女性に対してあまり自信を持っていないようだね。

「ちょ、お前みてよあれ」と健。
「俺、女の人に興味ないし」と大輝。

今度はホモになります。ワオ。

「ちょ、お前見てよあれ」と健。
大輝は彼女をチラッと見て、黙っていた。

これでまたかなり違う。静寂も、一応会話の一つなのだ。この簡潔な例文さえ読んでみれば、対話の力が見えてくるのだろう。影響力があるからこそとても大切にすべきだ。故に無駄な会話は絶対に取り除いてください。考えていることを全て友達に言わないよね?小説も同じだ。竜巻と津波に限り、天気についての会話なんてはどうでもいい。健と大輝が三年間ずっとスターバックスで会話をするとしても、重要なことについての会話していなければ、小説に入れないべきだ。

「何時?」と健。
「七時くらい」と大輝。
「そっか」と健。「ところで、明日何する?」
「特に」

こういう会話は面白くないし、小説に入れても邪魔になるだけだ。会話を使って、話を進めよう。

「理沙とどうなってんの?」
「それは。。。もう別れそうなんだ」
「え?お前、赤ちゃんどうするの?」

よし、来たーー!こういう対話を使えば、会話こそがストーリーになる。人物が生き、語り手が透ける。これはとても良いことだ。

まず、人物の雰囲気を醸し出す。そして対話を使い、キャラクターの性格を描写する。登場人物が5行くらい程話し出すと、読者は既にその人物を頭の中で描いている。だから人物が話し出す最初の5行をちゃんと考えてから書きましょう。そうしないと、人間の性格がだいぶ変わってしまうからだ。

彼女はじっと僕を見て、そして言った。「あなた、本当に私のこと好きなの?」
僕は黙っていた。

彼女はじっと僕を見て、そして言った。「あなた、本当に私のこと好きなの?」
「んな訳あるか」

彼女はじっと僕を見て、そして言った。「あなた、本当に私のこと好きなの?」
「そんな事言わせちゃって、ごめんな」

彼女はじっと僕を見て、そして言った。「あなた、本当に私のこと好きなの?」
「愛している」

対話は曖昧な登場人物に活気を呈するのだ。作者として、読者が私たちが創りだす神秘的なキャラクターのことについて興味を持てるように、きちんと対話を利用して、面白い人間を創りましょう。

では、また来週。

3 thoughts on “小説の書き方6:対話

  1. 口語と丁寧語が入り交じってますね。あまりよくないです。「です・ます」なら「です・ます」で、「だ・である」なら「だ・である」で語尾を統一すべきです。
    それから「語り手が透ける」って言うのはちょっと意味が分らないです。透明になって消えてしまうような悪いイメージで取ってしまいそうです…
    内容は相変わらず興味深いですね。

  2. All your posts these days these days seem to be nihongo?
    Frustrating for us non-japanese speaking people :p

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