理沙、
またアドバイスが遅くなってごめんな。長い間自動車学校でかなり忙しかったので、自分の時間は殆どなかったんだ。日本語で書くことさえ、もう三週間くらいやっていないような気がする。
今日は、物語の順番について説明したいと思っている。順番をどういう風に並び替えても、物語の出来事自体は変わらない。先ずこれをしっかり頭の中に叩き込んでください。唯一変わるのは、「読者への伝え方」だ。章の順番によって、話のテーマが伝わるのだ。
これを説明するために、僕が書いた「カラハン湖の渡り」という小説を生かしたいと思っている。話の出来事は下記のように流れる
1。ショーンという15歳のアイルランド出身の少年は、学校と家で、彼の韓国に対する情熱のせいで苛められている。
2。ところが、彼は周りの人の悪口を気にせず、一人で韓国語を勉強し始める。
3。ある日、彼はネットで韓国語の勉強支援サイトを見通しつつ、国際ペンフレーンドサービスを発見し、プロフィルを創造する。
4。少女のキムがショーンのプロフィールを発見し、彼にメールを送る。二人は日常的にメールのやり取りをし始める。
5。ショーンは成長していく内に、ニキビが酷くなり、歯の矯正も始める。その結果として、彼への苛めはさらに増大し、彼は自信をますます無くす。
6。そんなショーンはいつもキムに内心を打ち明ける。同じ様な情況にいるキムは、ショーンの感情に理解を示す。
7。一年間以上、二人はメールのやりとりを続ける。その内、ショーンは韓国への飛行機チケット目標にし、アルバイトは始める。
8。ある日、キムはショーンに愛の告白をする。感動したショーンは、お金が貯まるのが遅すぎると感じる。ついにショーンは、今までキムについて一切話さなかった、自分の親と友達にキムのことを告白すると決心する。
9。周りの人は彼の勇気に深く感心し、ショーンが早く韓国に行けるように、彼にお金を貸す。
10。彼は飛行機に乗って、韓国へ出発する。
11。彼は飛行機を降りて、キムと会う。
これは年代順に並べた話の出来事である。しかし、これは僕が書いた順番ではない。話の順番を少しでも変化させると、話のテーマが随分変わるのだ。それを説明しよう。
例えば、
10。彼は飛行機に乗って、韓国へ出発する。
1。ショーンという15歳のアイルランド出身の少年は、学校と家で、彼の韓国に対する情熱のせいで苛められている。
2。ところが、彼は周りの人の悪口を気にせず、一人で韓国語を勉強し始める。
3。ある日、彼はネットで韓国語の勉強支援サイトを見通しつつ、国際ペンフレーンドサービスを発見し、プロフィルを創造する。
4。少女のキムがショーンのプロフィールを発見し、彼にメールを送る。二人は日常的にメールのやり取りをし始める。
5。ショーンは成長していく内に、ニキビが酷くなり、歯の矯正も始める。その結果として、彼への苛めはさらに増大し、彼は自信をますます無くす。
6。そんなショーンはいつもキムに内心を打ち明ける。同じ様な情況にいるキムは、ショーンの感情に理解を示す。
7。一年間以上、二人はメールのやりとりを続ける。その内、ショーンは韓国への飛行機チケット目標にし、アルバイトは始める。
8。ある日、キムはショーンに愛の告白をする。感動したショーンは、お金が貯まるのが遅すぎると感じる。ついにショーンは、今までキムについて一切話さなかった、自分の親と友達にキムのことを告白すると決心する。
9。周りの人は彼の勇気に深く感心し、ショーンが早く韓国に行けるように、彼にお金を貸す。
11。彼は飛行機を降りて、キムと会う。
この順番だと、読者はより早く惹き付けられる。ショーンの歴史を全く知らなくても、飛行機に乗って、緊張している彼のその存在だけが十分読者に興味を持たせる。彼はどこに行くのか?どこから出発したのか?彼はなんでそんなにどきどきしているのか?この順番だと、物語が最初から読者を「どうして、何でこうなっているのか?」という質問をさせる。それから、惹き付けられた読者が2章から物語の背景を段々分かってくる。それからもちろん、利口な読者はキムが登場する時点で、「そうだ、ショーンは一章で飛行機に乗っていたのは、韓国への飛行機だったんだ」と理解できるので、そこからの開展がより面白くなる訳だ。少し鈍感な読者は大体、9、11章で話の流れを繋ぐ。この順番だと、ショーンの精神的な成長が重視される。
一方、
4。少女のキムがショーンのプロフィールを発見し、彼にメールを送る。二人は日常的にメールのやり取りをし始める。
1。ショーンという15歳のアイルランド出身の少年は、学校と家で、彼の韓国に対する情熱のせいで苛められている。
2。ところが、彼は周りの人の悪口を気にせず、一人で韓国語を勉強し始める。
3。ある日、彼はネットで韓国語の勉強支援サイトを見通しつつ、国際ペンフレーンドサービスを発見し、プロフィルを創造する。
5。ショーンは成長していく内に、ニキビが酷くなり、歯の矯正も始める。その結果として、彼への苛めはさらに増大し、彼は自信をますます無くす。
6。そんなショーンはいつもキムに内心を打ち明ける。同じ様な情況にいるキムは、ショーンの感情に理解を示す。
7。一年間以上、二人はメールのやりとりを続ける。その内、ショーンは韓国への飛行機チケット目標にし、アルバイトは始める。
8。ある日、キムはショーンに愛の告白をする。感動したショーンは、お金が貯まるのが遅すぎると感じる。ついにショーンは、今までキムについて一切話さなかった、自分の親と友達にキムのことを告白すると決心する。
9。周りの人は彼の勇気に深く感心し、ショーンが早く韓国に行けるように、彼にお金を貸す。
10。彼は飛行機に乗って、韓国へ出発する。
11。彼は飛行機を降りて、キムと会う。
この順番だと、キムを巡る神秘がハイライトされる。それに、よりロマンチックな流れ方である。最初からショーンの苦労を紹介するのではなく、恋人となるキムを現す。話の絶頂で起こるショーンの告白は自分の成長のための行為というよりも、キムに対する愛の表し方である。
最後に、
5。ショーンは成長していく内に、ニキビが酷くなり、歯の矯正も始める。その結果として、彼への苛めはさらに増大し、彼は自信をますます無くす。
6。そんなショーンはいつもキムに内心を打ち明ける。同じ様な情況にいるキムは、ショーンの感情に理解を示す。
7。一年間以上、二人はメールのやりとりを続ける。その内、ショーンは韓国への飛行機チケット目標にし、アルバイトは始める。
1。ショーンという15歳のアイルランド出身の少年は、学校と家で、彼の韓国に対する情熱のせいで苛められている。
2。ところが、彼は周りの人の悪口を気にせず、一人で韓国語を勉強し始める。
3。ある日、彼はネットで韓国語の勉強支援サイトを見通しつつ、国際ペンフレーンドサービスを発見し、プロフィルを創造する。
4。少女のキムがショーンのプロフィールを発見し、彼にメールを送る。二人は日常的にメールのやり取りをし始める。
8。ある日、キムはショーンに愛の告白をする。感動したショーンは、お金が貯まるのが遅すぎると感じる。ついにショーンは、今までキムについて一切話さなかった、自分の親と友達にキムのことを告白すると決心する。
9。周りの人は彼の勇気に深く感心し、ショーンが早く韓国に行けるように、彼にお金を貸す。
10。彼は飛行機に乗って、韓国へ出発する。
11。彼は飛行機を降りて、キムと会う。
この順番だと、リーダーを惹き付けるのはショーンの苦労だ。昔若かった読者はショーンと同情を禁じ得ないようだ。それから読者は二人の歴史について興味を持つようになるわけだ。そして話が遡り、徐々に現在に近づいてくる。二人の歴史がとうとう分かったら、急にキムの告白が登場し、悠々と連れられた読者の意表を突く。最初から酷い行為を起こしたショーンの周りの人こそが、最後に優しく見られるのだ。このバージョンだと、一人、二人の話ではなく、人情の物語である。
上の説明を見ればわかるように、順番を問わず、物語の出来事自体が全く変わない。ただし、順番により話のテーマや、読者に伝わる感情は大きく変わる。同じ物語でも、物語り方が略無限だ。従って、話の出来事を決めた上で、たっぷりと時間をかけて順番をきちんと決めるべきだ。最も魅力的な順番を選ぼう。